江口慶一さんを偲ぶ会

「劇団四紀会」前代表の江口慶一さんが昨年12月17日ご逝去されました。
演劇のみならず合唱団、朗読会など多くの文化団体と交流のあった江口さん。その活動をあらためて振り返り、在りし日を偲ぼうと劇団四紀会主催の「江口慶一さんを偲ぶ会」が3月6日、六甲「風の家」で開催されました。
兵劇協代表の森もりこさんをはじめ、次々に追悼の言葉やごく最近の江口さんご夫妻の芝居にかける真摯なエピソードなどが披露され、会場は同意の涙となつかしき想いで満たされました。またスライドを使った回想録では文字どおりの「同志」であられた四紀会の岸本敏朗さんが、からりとしたユーモアを交え江口さんの軌跡を紹介。うつむきがちな会場を見事に「江口賛歌」の笑顔に導いたのが印象的でした。
そして夫人の江口洋子さんのやさしさで包みつつも、前を向いた力強いあいさつに元気をもらいました。さらにピアノ演奏と合唱、詩の朗読、そしてラストは「千の風になって」を全員で歌い、散会となりました。
劇団、合唱団、朗読の会、友人・知人の中に、これからもキチンと行き続けるであろう江口慶一さんを実感させた「偲ぶ会」でした。
江口慶一さんのご冥福を改めてお祈り申し上げます。(M.Y)
スポンサーサイト